ディアシステムの、つくる人たちとなかのこと

新入社員向け研修の成果報告会

先日、今年ディアシステムへ入社した新入社員2人による外部研修の成果報告会がありました。
4月から現在までの約2ヶ月にわたる演習を通じて学んだITスキル・社会人スキルの成果、そして今後の行動目標まで丁寧に振り返った発表の内容をご紹介します。

研修の概要と目的

今回の研修は、Javaを中心としたプログラミング演習を通じて、実践的な開発力と社会人としての基礎を身につけることを目的としたものです。
報告会では、実装した機能や取り組みについての発表が行われました。

開発内容

企業の社員情報を管理するウェブアプリ開発

  • 使用言語:Spring、Java、Oracle
  • 開発期間:4日間
  • 機能:社員情報の閲覧や検索、登録、削除を行う

演習を通して苦労した点と工夫した点

苦労した点

オブジェクト指向の理解。
登録機能の実装はコードが多く時間がかかった。
エラー発生時の対応に時間がかかったり原因を特定しても自力で解決できなかった。

工夫した点

ソースを後で見返したときに理解しやすいようインデントを揃え、適宜コメントを残すようにした。
属性名をわかりやすくした。
メモや単語帳を作成して開発内容やエラー処理方法を自宅で復習した。

ITスキルの成果と課題

成果

Javaを用いたオブジェクト指向設計の理解。
課題としているSpringやOracleの問題で目標点に到達した。
自力でコードを書き、他の受講生をサポートできるまでに成長できた。

課題

まだまだ自己解決できない場合があり、他のメンバーに質問しながら進める。
エラーの原因特定と対応に時間がかかるため、「エラー対応表」として記録し再発時に対応スピードを向上させる。

社会人スキルの成果と課題

成果

読みやすい日報の書き方(言葉遣い、体裁)や責任感のある表現を意識。
分からない時に気軽に質問や相談ができるよう、日頃からコミュニケーションをとることを心がけ関係構築に努めた。

課題

自他ともに状況が把握できるよう整理しておく。
スキマ時間を活用して部分的に日報を記述し、余裕を持って提出できるようにする。

来月に向けた行動目標

  • Springの練習問題の残り50%を完了させる
  • 発生するエラーの8割を自力で解決できるようになる
  • デバッグ対応メモを蓄積し、再発時の対処時間を短縮
  • 毎朝、進める問題数を決め、時間を意識した学習を計画的に継続

報告を受けて

報告内容が明確で、振り返りの質も高かったです。
「研修で得たスキルを活かし、周囲に頼られるエンジニアを目指します」と力強く語ってくれました。
2ヶ月で多くのことを学んだ2人は、日々の積み重ねと工夫を大切にし目標に向かって粘り強く進む姿勢が頼もしく、
今後はより自主的に学習計画を立て継続できれば、今後のOJT配属先でも非常に期待できると感じました。

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